※現在掲載中の情報は2019卒向け時点での情報となります。
企業理解1:事業内容
POINT1:vision(未来像、方向性)
常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬をグローバルに提供する
常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬を提供するという理念がシオノギにあり、その実現を目指します。医薬品にも様々ありますが、シオノギは新規医療医薬品の自社創出と販売に経営資源を集中させる方針です。未だ薬で治すことの出来ない病は世に沢山あり、アンメットメディカルニーズと呼ばれますが、シオノギの新薬でそれを満たし、社会に貢献します。
シオノギはこれまで主に国内を中心に成長して参りました。ですが現在、そのステージをグローバルに移しつつあります。グローバルの同時開発、販売経路の確保、製薬他社とのコラボレーションなど、都度最適な選択をしながら拡大中です。
新薬の開発は年々難度を増しておりますし、医療・医薬を取り巻く環境変化は激しさを増していますが、シオノギはしなやかに挑戦し続けます。
POINT2:value(社会に提供している価値・存在意義)
創薬型製薬企業として社会と共に成長し続ける
シオノギは新薬を通じて社会課題を解決します。
シオノギが対象とする疾患領域については大きく2つ。
一つは痛み・神経領域。人々の寿命は延びた一方、健康寿命が問題視されています。すなわち生きていることを辛いと感じておられる方々を差しますが、それを新薬で救うのがシオノギです。具体的には、うつ、神経痛、がんの痛み、ADHD(発達障がいのひとつ)などです。
もう一つは感染症。微生物の薬剤耐性化、新興国感染症など人類が直面する課題に対し、優れた新薬を提供することに挑戦します。直近ではHIVやインフルエンザの治療薬を新しく創出しています。
また、シオノギが得意とする低分子医薬品は、バイオ医薬品と比べて比較的薬価が安価になる傾向にあります。社会保障費などに過度に負担をかけない取り組みすなわち、イノベーションと医療経済性の両立を掲げているのはシオノギならではです。
POINT3:core competence(特長と強み)
創薬のシオノギ
新薬の創出力に強みがあります。高コレステロール血症治療薬クレストールは日本産医薬品として世界で1番の売上記録を示しました。クレストールの特許期間が世界で満了する前に抗HIV薬のテビケイ、トリーメクの販売が世界で急伸し、売上ダウンをカバーしました。さらにこの度、1回の投与で治療が完了するインフルエンザの治療薬の開発が順調であり、新薬を武器にさらに成長することが見込まれています。新薬創出が難しい中、立て続けに大型製品を排出できているのはシオノギの創薬力によるものです。
また風土として、「合併をしていない」点も、全従業員が同じ基本理念を基に活動しているという点で強みになります。若手従業員でも意見を言え、チャレンジを奨励するボトムアップ型の企業であり、部門間の垣根が無いことなど、集団としての統率が経営の武器となっています。
企業理解2:仕事理解(つながり図)
※実際に働くときに、どの職種がどの会社と関わるのかがわかります。
企業理解3:社風・風土
風土マッチング(評価編)※社内で評価される仕事ぶりや行動タイプ
- 失敗を恐れずチャレンジする
- やりぬく力、根性がある
- 人を巻き込み仕事を進める
- 新しい情報への感度が高い
- 後輩や仲間など人を育てる
医薬品の値段(薬価)は年々下がります、また高齢化などにより国内の医療財政に大きな負荷がかかっていることから、かつての栄光(古い薬)にしがみついていては、確実に市場は縮小します。環境が変わる中、未来を勝ち獲るためには、常にゼロベースで挑戦を常にしていかないといけません。
低分子への舵切り、ペプチドへの布石、アカデミアとの連携、世界の研究員から新薬のアイデアを公募、メディカルリエゾンの設立など、業界の中で真っ先に着手することが多くあります。
風土マッチング(求める人物像編)
◯求める人物像
◯ 変わること、変えることを楽しいと思える人
◯ 自分を律し、先を読んでやるべきことをやる人
◯ 格好悪くても最後には勝つことにこだわれる人
新薬に特化してからのシオノギの挑戦は功を奏し、業績は好調です。4年連続過去最高の利益となり、また大阪の企業で賞与No.1とも報道されました。ですが、20年後を見た場合、今と同じことをしていて良いわけがありません。現状に甘えず、自らがイノベーションを起こしていく人材である必要があります。
❌求めない人物像
✖ 誠実でない人
✖変化に抵抗がある人
✖諦めてしまう人
医薬品を扱うので、誠実に、常に自分の行動が患者さんのためになっているか意識して頂く必要があります。変化をストレスに思われる方もおられるかと思いますが、今の社会がこれから何十年も同じ形で維持され続けるのか、その時ご自身は生き残れるのか、是非一度、冷静に考える時間をもっていただければと思います。
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