株式会社イシイの企業情報

“食料自給率”という言葉をご存じでしょうか？

鶏肉の食料自給率はカロリーベースで20～30％ほど。
何らかの事情で海外からの輸入に頼れなくなった場合、その20～30％で、国内の供給を行わなければなりません。需要に追い付かず、価格が高騰の一途を辿るのは明らかです。

実は、現在国内で生産している鶏の親鶏も、餌も、機械も、ほとんどが海外からのもの。もし仮にウィルスや世界情勢等によってそれらが海外から入ってこなくなった場合、国内での鶏の生産もストップしてしまうのは充分にあり得る話なのです。

私達が生きていく上で欠かせない高品質なたんぱく質、鶏肉生産。中でも当社が担っているのが、無くてはならない川上の事業です。

当社では、日本生まれの純国産鶏「はりま」「たつの」の雛の飼育にも力を入れています。上記のようなリスクに備え、輸入に頼らない「持続可能な養鶏」を実現し、社会に貢献しています。

日本の養鶏業は、欧米と比べ、大きく遅れをとっているのをご存じですか？

餌や温度、空調、光の管理、ひな一羽の体重管理まで、欧米ではオートメーション化、省力化が当たり前。

当社は、多くの海外メーカーと提携し、他社にはない独自の最新情報と洞察を提供し、クライアントの養鶏業をリードしています。

海外取引のあるメーカーは、欧米諸国を中心に10か国、24社。
海外取引を専門とする部門が各メーカーと密に連絡を取り合い、より良い技術や設備を輸入し、自社農場やクライアント農場に提供しています。

当社の大きな特長は、畜産に関する包括的な事業を行っていること。
そのひとつがオートメーション鶏舎のコンサルティングです。
最先端の畜産を国内で広めていくビジネスも行っており、日本の養鶏業界の生産性向上や人手不足の改善に貢献しています。

鶏舎設備の施工とひな販売の双方を行っている会社は日本でもイシイのみです。

日本の養鶏業の現状をご存じですか？

共働きの増加、サラダチキン人気等もあり、手軽に調理や加工ができる鶏肉需要は右肩上がりですが、鶏肉生産に関わる農家数は年々減少しているのです。

そんな中、当社が掲げるのは「日本の未来につながる養鶏業」。
私たちの生活に欠かせない養鶏をサスティナブルに変え、国内の安定した供給量を確保し、日本の食卓を守り支えていきたいと考えています。

そのためには、養鶏業のイメージを変えること、働く人・飼養される鶏が幸せであることが必要不可欠。当社が推進するオートメーション化・省力化された農場は、日本の未来の養鶏のカタチなのです。

One Health（ワン ヘルス）、「人」および「動物」の健康、「環境」の健全性は一つのものであるという考え方があります。

当社は、その３つ全てに配慮した養鶏を積極的に推進し、誰もが安心して暮らせる日本の未来を作ります。

社員一人ひとりを大切にし、人材育成にも力を入れているので、個々が成長できる、性別や年齢に関係なく活躍できる環境が広がっています。これから会社の新しい歴史を創っていく人材として、若手世代の活躍に期待しています。

一緒に日本の農業を改革し、未来につなげましょう！

株式会社イシイ

（本社）〒779-3223
徳島県名西郡石井町高川原字高川原71番1