つな就先輩インタビュー(27卒・YK先輩)

食品メーカー・キリン内定者(2027年卒業見込み)

先輩プロフィール

・Y.K.先輩
・お茶の水女子大学大学院(27卒)
・2027年4月キリンホールディングス株式会社入社予定 | 職種:研究開発職

 

 

就活のスケジュール

※黄色に塗られたイベントはY.K.先輩が実際に参加したつな就企画です

各企画の概要

  • 3週セミナー:人事担当者が本音で語るオンラインセミナー
  • 食品業界理解イベント:企業30社が参加するオンライン合同説明会
  • つながり研究・社風編:社会と自分の繋げ方を学ぶ企業参加型セミナー
  • つなゼミ:食品企業を目指すコミュニティ内の特別講座
  • もぐもぐ小売イベント:小売企業のPB商品を食べて学ぶ、食品マーケット理解対面イベント
  • 秋キャンプ:グループワーク形式のつな就自己分析講座
  • 仕事研究:職種理解に特化したコスパ重視の職種別企業説明会
  • 面接対策講座:面接テクニックを伝授する講座
  • TRENDセミナー:『TREND』(食品業界の教科書)の読者限定セミナー

就活中の悩み、乗り越え方

Y.K.先輩

苦労したことは主に2つありました。

1つ目は、インターン選考でES落ちが続いたことです。小さい頃から食品に関わる仕事に就くことを夢見ており、その思いから大学の学科まで決めていたため、「想いでは負けないはずなのに、なぜダメなんだろう」と、夏から秋にかけてのインターン期間は苦しい日々が続きました。特にESで落ちることが多く、直接話を聞いてもらう機会すら得られない状況が何より辛く、食品業界を諦めたいと思ったこともありました。

乗り越えるために、私は2つのアプローチを取りました。1つ目は、食品開発の経験を持つ知人や食品企業の基礎研究に関わる方とお話しする機会をいただき、「やはり私は食品の仕事がしたい」という気持ちを改めて確認し、自分の軸を強く持つことです。2つ目は、業界に対する視野を広げることでした。つな就のイベントで東洋製罐など、それまで知らなかった企業を知り、「食品を通じた健康」に間接的に関われる企業や、データ活用の面からアプローチできるIT系企業なども選択肢に加えました。食品への思いは持ち続けながらも、視野を少し広げることで前向きに就職活動を続けることができました。

2つ目は、研究と就職活動の両立です。研究室のコアタイムは10時から17時でしたが、実際には実験のためにそれ以上研究室にいることも多く、ES作成に十分な時間を確保するのが難しい状況でした。締め切りが重なる時期は、体力的にも精神的にも特に大変だったことを覚えています。

完璧な対策ができたわけではありませんが、通学時間が長かったことを活かし、寝る前にESに書きたい内容を箇条書きで整理しておき、翌日の電車の中で見直したり文章化したりすることで、隙間時間をできるだけ有効活用していました。また、研究室も研究には真剣に取り組みながら、お互いに協力し合う雰囲気だったため、その環境にも支えられながら乗り越えることができました。

就活で嬉しかったこと、楽しかったこと

Y.K.先輩

ESで落ちまくっていた時期もあったのですが、それでも企業研究はとても楽しかったです。もともと食品がすごく好きという気持ちでここまで来たので、まるで「推し活」のような感覚で企業研究をしていました。

特に楽しかったのは、いろんな企業の「知らなかった側面」を知ることで、例えば、ロッテの社名に「永遠の恋人」シャルロッテのように愛される存在でありたいという願いが込められていると知った時は、「そんな思いが込められていたんだ!」とすごく印象に残りました。

また、東洋製罐の説明会の時にも、キリンビールの氷結で使われている缶のあの凹凸が宇宙工学の技術と関係しているという話を聞いて、「こんな着眼点があるんだ」と驚き、包材の世界も面白いかも、と思いました。

さらに、飲料業界の説明会では、近年はアルコール飲料だけでなく低アルコール・ノンアルコール市場が拡大しているという話を聞きました。それ以来、新商品を見るたびに「もしかしてこれって…」と繋げて考えるようになり、一消費者としては絶対に得られない視点に面白さを感じていました。

就活という枠を超えて、自分の好きな世界への理解が深まること自体が純粋に楽しく、それが就活を続ける大きなモチベーションになっていました。

食品業界ならではの対策

T.K.先輩

元々食品業界しか見ていなかったこともあり、「ならでは」という感じではないのですが、BtoCのメーカーについては比較的知識があったので、メーカー以外の食品関連企業を知ることを意識していました。

食品業界への志望を確信したエピソードがあります。いろんな企業のESを書いてみようとした時に、食品以外の企業の独自設問は調べてみても「そうなんだ」で終わってしまうのに、食品企業の設問では「これ書きたい!こんな商品が食べたい!!」というワクワク感が全然違いました。それを感じた時、「私はやっぱり食品業界で働きたいんだ」と直感的に気づきました。理屈ではなく、自分の気持ちが正直に反応したんだと思います。

また、「美味しさを理由に選んだ食品で、無意識のうちに健康になれる社会」を実現したいという思いが根底にあったので、その視点に当てはまらない業界は自分には違うなと感じていました。薬はもちろん必要だけど、私は病気になる前の段階で、美味しくて楽しいものの延長として健康を実現したいと考えています。その思いが、食品業界を選んだ理由にもつながっています。

つな就の活用法

Y.K.先輩

つな就は特に「BtoCメーカー以外食品業界の企業を知る場」として大きく活用していました。

もともと食品に関わる仕事がしたいと思っていたものの、知っているのはメーカーばかりという状態でした。つな就の食品業界理解イベントでは、メーカー以外に小売、卸/商社、包材、インフラなど幅広い企業の説明会も開催されており、それまで興味がなかった分野も自然と知ることができました。その結果、「小売りや流通は自分には違うかも」「でも包材や原料は興味あるかも」と自分の志望を絞り込んでいくことができました。

もしつな就の存在を知らずに就活を進めていたら、最終的にメーカーに着地していたかもしれないけれど、ESや面接で「なぜ研究・開発をやりたいのか」「なぜ卸/商社ではなくメーカーなのか」と聞かれた時に、根拠を持って答えるまでに時間がもっとかかっていたと思います。業界全体を知ったことで、自分の思いをより明確に言語化できるようになったと思います。

印象的だった企業の一つが日本アクセスです。食品業界における卸や流通という存在自体を就活で初めて知り、理念はすごく面白いと思った一方で「自分がその分野で働きたいか」というと「それは違う」とはっきり感じました。しかし自分のこれまでの経験が生かせる場所かどうかを考えるきっかけになった、印象深い企業でした。

 

これから就活をする後輩のみなさんには、是非つな就の食品業界理解イベントに参加してほしいと思っています。知らなかった企業や分野を知る機会として、一番適しているイベントだと思っています。

内定企業における選考対策、内定者から見た企業の魅力

Y.K.先輩

企業研究については、一般的な採用サイトだけでなく、キリンが持つ独自の発信媒体を積極的に活用しました。「キリンジャーナル」や公式noteでは、実際に商品開発や研究に関わってきた社員の方々の想いが詳しく書かれており、採用サイトには載っていない、現場に近いリアルな情報を得ることができました。特に基礎研究は表に出てきにくいので、こういった記事を隙間時間に1本ずつ読みながら、共感したものはさらに深く調べる、という方法で研究を進めていきました。

選考対策については、私が受けたキリンの早期選考では、ESから最終面接まで一貫して研究内容が中心だったため、自分の研究を深く言語化することに注力しました。「この研究はなぜやっているのか」「最終的に何につなげたいのか」「どこが難しいのか」「自分がこの研究の何を楽しいと思っているのか」。そういったことを何度も考え直しました。

プレゼン資料は研究をよく知っている指導教員と一緒に対策する一方で、逆に専門外の家族や友人にも見てもらい、「ここが分かりにくい」という指摘をもらうことで、誰にでも伝わる説明を心がけました。また、同じ大学の先輩で同じ選考を受けた方と一緒に対策を考えたり、就活サイトで過去問も調べたりしながら面接の傾向を把握していました。自分の中でも納得できるレベルまで準備できたこともあり、面接本番は「学会発表のように、外部の先生とディスカッションしているような気持ち」でとても楽しく臨めました。

内定の決め手は、キリンが今まさにヘルスサイエンス分野への投資を強化しているタイミングであり、自分がやりたい基礎研究を思い切りできる環境だと感じたことです。「ここで基礎研究をやったら後悔しない」と確信しました。

キリンの魅力として感じたのは、一言で言えば「誠実さ」です。エビデンスをしっかり積み上げた上で商品に発展させる姿勢、キリンジャーナルなどで積極的に情報発信して「知ってもらった上で選んでもらいたい」という考え方、そして面接で学生の研究を対等な研究者として尊重してくれた姿勢。すべてに誠実さを感じました。

また、CSV経営(社会的価値と経済的価値の創出)に力を入れており、免疫ケア推進園の取り組み、電気の力で塩味を増強させるスプーン「エレキソルト」など、事業に対して広い視野を持って社会に必要なことに取り組む姿勢にも共感しました。他のメーカーやその基礎研究部門にもそれぞれ魅力はありますが、「証拠を積み重ねて誠実に進む」というキリンのスタイルが自分には合っていると感じています。

就活を頑張る後輩へ応援メッセージ

Y.K.先輩

後輩のみなさんに伝えたいことは2つあります。

1つ目は、「1つの会社の選考がうまくいかなくても、他のところもダメなわけじゃない」ということです。私も本当にESが通らなくて、就活が向いていないんじゃないかとたくさん思いました。でもキリンの面接は心から楽しくて、「ここだ」と思えた。各々にとって波長が合う会社は必ずあるので、諦めないでほしいと思います。

2つ目は、楽しみながら情報収集してほしいということです。食品業界は日常生活に一番近い業界だと思います。就活が辛くなった時こそ、新しい商品を食べてみたり、お店に行ってみたりしてください。就活のための情報収集というより、自分が楽しんで業界と関わることで、「もっとこういう企業に行きたい」という気持ちが自然と生まれてくると思います。みなさんのこれからの就活を応援しています!!

Y.K.先輩のつな就参加企画はこちら!

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