食品素材メーカー内定者(2026年卒業見込み)

先輩プロフィール

・ちっぴ先輩
・お茶の水女子大学(26卒)
・2026年4月大手食品素材メーカー入社予定(職種:研究開発職)


入社先以外で内定獲得した企業:食品添加物会社(研究開発職)

 

就活のスケジュール

※黄色に塗られたイベントはちっぴ先輩が実際に参加したつな就企画です

ちっぴ先輩の就活スケジュール

就活中の悩み、乗り越え方

ちっぴ先輩

最も苦労したのは、大学院の研究と就職活動の両立でした。両方に全力を注いだ結果、夏には疲弊し、選考も思うように進みませんでした。この状況を打開するため、「発想の転換」を試みました。研究を就活の息抜きに、そして就活を研究の息抜きと捉えることで、バランスを取りながら両立できるようになりました。この気づきは、先輩に相談する中で、就活で苦戦しているのは自分だけではない事をしり、ただそれを乗り越えるにも「自分に合った方法を見つけるしかない」と悟ったからでした。

自分の性格上、やらなければならないことができていないという状況は一番のストレスだったので、研究も就活も放っておいて完全別のもので息抜きをするということではなく、捉え方を変えていこうという結論にいたりました。研究と就活を「息抜き」という考え方にしてからはモチベーション維持にも繋がりました。10月には選考落ちと研究の忙しさ、周囲の就活に関する情報が舞い込んできて落ち込む時期もありましたが、この”逆転の発想”は常に心がけ、自分を支えていました。

就活で嬉しかったこと、楽しかったこと

ちっぴ先輩

自己PRで使っていた高校時代の部活動のエピソードが、以前は挫折経験として強く残っていたにもかかわらず、就活を通じて前向きに捉えられるようになったことが一番嬉しかったです。これまでネガティブな思い出だったことがポジティブな思い出へと上書きされました。こうした気づきや捉え方の転換は就活を通して成長できた部分だと思います。

また、美味しい食事体験をたくさん過ごしたり、食品業界を通して出会う方達の温かい人柄に触れられたことも嬉しい発見でした。

食品業界ならではの対策

ちっぴ先輩

食品の研究開発職が志望だったので、各社の研究に関するウェブサイトを細かく読み込み、研究実績や最新の論文、学会発表などを徹底してチェックしていました。どんな研究に力を入れているのかというの把握、そして一番私が気になっていたのはその研究の実績だったので、これらをとにかく注視していました。それと合わせて各社の製品を実際に食べることも欠かさなかったです。

大学の研究室には食品業界志望の同級生が多かったので、共に情報交換をしたり、「つな就」で知り合った先輩と面接練習をしたりと、周囲との連携も積極的に活用していました。

つな就の活用法

ちっぴ先輩

実際に食品業界での就活がうまくいっている研究室の先輩からの勧めがあったので「つな就」のイベントには積極的に参加していました。私にとっては特に「夏キャンプ」に参加できたことが大きく、ここで自己分析が一気に深まったので、就活を進める上で非常に役立ちました。

食品業界理解イベントは年間を通して3つ全てに参加しましたが、食品メーカーの人々に共通する”明るく優しい人柄”に触れ、企業の魅力を肌で感じることができました。つながり研究は他のつな就イベントに比較して自身のスタイルには完全にはフィットしなかったものの、志望動機を言語化する際に「事業・職種・社風」の重要性を意識できた点や、限られた時間で言語化するトレーニングになった点が良かったです。TRENDセミナーは少人数で構成された形式だったので質問しやすかった点が良かったのと、12月に参加した面接対策講座は他の学生による面接を見聞きできた点が大変参考になりました。


内定企業における選考対策、内定者から見た企業の魅力

ちっぴ先輩

内定先への選考対策として「ワンキャリア」などで公開されている過去の面接情報を把握し、対策を徹底しました。面接時間が短いことが傾向としてあると情報を得ていたので、端的に話すことを意識して準備していました。

なぜこの素材業界なのか、なぜこの企業でなくてはならないのか、を深く考え繰り返し言語化しました。企業の論文や統合報告書も読み込み、将来の研究方針を把握した上で面接に臨んでいました。自分が取り組んでいた研究内容も必ず聞かれると分かっていたので、初対面の人にも分かりやすく説明できるよう工夫を凝らしました。

最終的に内定先企業へ入社を決めたのは、自分が大事にしている就職活動の軸「食から健康を支えること」「多角的なアプローチ」「キャリアを通じた挑戦」の3点と合致していたからです。また、ジョブローテーション制度があり、基礎研究から応用研究、開発まで幅広く経験できると考えたことも大きな理由でした。

他にも選考を通じて社員の仕事への情熱や企業の可能性を感じ、商材としての魅力も強く感じた点、面接での丁寧なフィードバックをいただけたことや社員の温かい対応など…、理由はたくさんあります。

他にも内定を頂いた企業がありその企業も大変魅力的でしたが、正直ここまで自分にフィットしている企業は他にない、と選考が進むにつれ確信していきました。

就活を頑張る後輩へ応援メッセージ

ちっぴ先輩

就職活動は学業と重なったり、なにかと忙しくなる時期だと思います。”他人と比較しないで”、と言っても難しいと思いますが、なんとか自分に合った方法を見つけて無理のないよう、そして悔いのないように就活をやり抜いて欲しいと思います。頼れる人には頼り、適度に息抜きを取り入れながら物事の捉え方や発想を転換していくと、きっとうまくいくと思います!頑張ってください!!

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