
食品業界内定者(2026年卒業見込み)
先輩プロフィール
・ようだい先輩
・東京農業大学(26卒)
・2026年4月食品業界入社予定
就活のスケジュール
※黄色に塗られたイベントはようだい先輩が実際に参加したつな就企画です

就活中の悩み、乗り越え方

就活で最も苦しかったのは、スタートが遅れたことによる周りとの比較と焦りでした。特に早期選考で不合格になった際は、このまま就活を続けるか、大学院に進むかという葛藤に襲われ、精神的に非常に苦しい時期を過ごしました。
この苦しい状況を乗り越えるために、私は以下のことを実践しました。
・「やりきる」と決意する
中途半端な気持ちでいることが一番良くないと気づき、「自分が一番ワクワクするのはどちらの道か」を自問しました。その結果、就職という道を選び、「ここでやりきる」と決意したことで迷いがなくなり、まっすぐ行動できるようになりました。
・自己暗示で前向きさを保つ
周りと比べて焦りを感じた時は、内定先の企業で働く自分を具体的にイメージし、それを声に出して自己暗示をかけました。例えば、「⚪︎⚪︎(内定先企業)に入社して、お客様に商品を届けるんだ」といったように、入社後のキャリアを繰り返しイメージしました。この方法でネガティブな気持ちを打ち消し、最後まで前向きな精神状態を保つことができました。
就活で嬉しかったこと、楽しかったこと

就職活動で嬉しかったことは、面接で自分の考えや経験をしっかりと伝えられた時です。特に、時間をかけて準備したことが面接通過という目に見える結果として表れた時は大きな喜びでした。また、面接官の方から自分の大切にしている価値観や人との接し方について「素晴らしい考え方だね」と褒めてもらった時も、自信に繋がりとても嬉しかったです。
楽しかったことは、就職活動を通して「これだ!」と思える自分を表す言葉(キーワード)が見つかった時の達成感です。自己分析を深く進める中で、自分自身を的確に表現できる言葉に出会えた瞬間は、非常に気持ちが良かったですね。
食品業界ならではの対策

食品業界はサプライチェーン全体を理解することが不可欠です。そこで、私は以下の方法で業界研究を進めました。
- サプライチェーン全体の流れを把握する
農業の生産者からメーカー、食品卸、そして小売店を経て消費者の手に渡るまでの大きな流れをまず理解しました。また、逆に消費者のニーズが小売店から卸、メーカーへと遡って伝わる流れも意識して理解しました。 - 各業界にスポットを当てて深掘りする
サプライチェーン全体の流れを理解した上で、次にメーカーや卸、小売店といった各業界に焦点を当て、それぞれの仕事内容や役割を詳しく調べました。その中で自分の志望先企業の在り方、ビジネス上どんなニーズに応えていくべきかなど細かく考えるようにしていきました。
これらの対策を取る上で特に役立ったのは、「つな就」の食品業界理解イベントです。複数の企業を一度に比較できるため、非常に効率的に業界研究を進めることができました。ちなみに、効率を重視しすぎて4つのデバイスを駆使して説明会を見ていたこともありました(笑)。
つな就の活用法

「つな就」は主に以下2つの目的で活用しました。
- 業界・企業研究の深化
業界全体のサプライチェーンや企業ごとの特徴、同業他社との違いなどを学ぶために活用しました。特に、オンラインでの説明会は時間や場所の制約なく参加でき、効率的な情報収集ができました。 - 就職活動で立ち止まった時の道しるべ
一人で就職活動を進める中で、ESの書き方や自己PRの軸に悩んだ時、「つな就」のイベントが立ち直るきっかけになりました。”つながり研究”では、就活仲間と悩みを共有し、「一人じゃないんだ」と気持ちが前向きになりました。また、面接対策講座では、面接官の視点を学ぶことで、どうすれば自分の良さが伝わるかを考えるヒントを得られました。
実は他の就活サービスも5つほど利用しましたが、儲け目的に感じたり、自分が興味ない業界を勧めてきたりと不安を感じた点もあり、いずれも途中で利用をやめました。つな就は他のサービスと比較して企業や学生一人ひとりに真摯に向き合ってくれる姿勢に信頼感を持ちましたし、高い専門性と効果を感じました。「ここでやりきろう!」とつな就のサービス一本に絞って最後まで活用させてもらいました。
就活を頑張る後輩へ応援メッセージ

就職活動は、自分に「できる」「できない」で判断するのではなく、「どうなりたいか」「何をしたいか」を大切にしてほしいです。
私もスタートが遅れて焦った時期がありましたが、そんな時こそ、立ち止まって自分の理想の姿を見つめ直してみてください。どんな仕事をしたいか、どんな姿で活躍したいかを具体的に想像することが、前に進む原動力になります。
また、業界研究や企業研究は、ネットの情報だけでなく、実際に店舗に足を運んで商品を見たり、社員の方と直接話したりすることも大切です。そうした小さな行動の積み重ねが、やがて大きな自信につながります。
最後に、自分の強みも弱みもすべて受け入れて、それを武器にしてください。弱みも個性です。そして何より、諦めずに最後までやりきること。この経験は、就職活動の結果だけでなく、その先の社会人としての人生にも必ず活きていく、と信じています。応援しています!