
食品メーカー・明治内定者(2027年卒業見込み)
先輩プロフィール
・F.H.先輩
・京都工芸繊維大学大学院(27卒)
・2027年4月株式会社明治入社予定 | 職種:生産技術職/ 製造職(調理も含む)
就活のスケジュール
※黄色に塗られたイベントはF.H.先輩が実際に参加したつな就企画です

就活中の悩み、乗り越え方

就活中に苦労したことは、主に2つあります。「ESが通らないこと」と「面接で聞かれたことに的確に答えられないこと」です。
ESについては、夏に通過したものと落ちたものを比較して何が良くなかったかを分析し、9月に磨き直して再提出しました。冬でもまだ落ちることがあったため、諦めずブラッシュアップを繰り返しました。
面接については、もともと話すことが苦手だったこともあり、自分なりの対策を取りました。模擬面接などを録音して全て自分が話していることを文書に書き起こし、「聞かれたことに対してきちんと答えられているか」を客観的に分析し続けたのです。その結果たどり着いたのが、「質問の言葉をまず繰り返す」「結論から話す」という2つの意識でした。
話すことが得意な人もいれば、苦手な人もいます。このやり方が全員に当てはまるとは思いませんが、自分の苦手としっかり向き合い、自分に合った解決策を見つけることが大切だと感じています。
そして面接で落ちたときのメンタル管理も意識していました。「その担当者との相性が合わなかっただけ」と割り切ること、そして「選ばれる側ではなく、自分も企業を選ぶ立場だ」というスタンスを持つこと。この2つの考え方が、必要以上に落ち込まないための支えになりました。
就活で嬉しかったこと、楽しかったこと

工場見学が特に楽しかったです。
食品は手に取るまでの過程が一般の人にはほとんど見えないと思います。その製造工程を実際に知れるのがすごく面白かったです。リアルの現場を体験させていただきながら、企業が物価高の中でどんな工夫をしているのか、就活をしていなければ考える機会がなかったことにも取り組めたことはいい経験でした。
食品業界以外のメーカーなどの工場にも足を運び、就活中は合計4社を見学できました。業界が異なっていても、工場で行われていることは意外と共通している部分が多く、視野が広がったと思います。また、工場見学で得た経験がESのエピソードとして活きたことも大きかったと思うので、これから就活をされる方たちにはぜひ工場見学への参加をお勧めしたいです。
食品業界ならではの対策

私は3つのアプローチを意識して行いました。
① 商品を実際に調べる スーパーや薬局に足を運び、「このメーカーの商品は、どの棚の、どれくらいのスペースを占めているか」(カテゴリー構成)を確認していました。「どのカテゴリーが強みなのか」を肌感覚でつかんでいきました。
② 自分との接点を探す 商品を調べながら、「この商品でケーキを作ったな」「部活の思い出に繋がるな」というように、自分の体験とリンクさせてESに組み込みました。食品業界ならではの、身近さを活かしたアプローチだと思います。
③ 日々のニュースをチェック これは食品業界に限らず行っていたことですが、パソコンを開くたびに天気・ニュースをチェックし、気になった話題はWordにまとめておく習慣をつけていました。蓄積した情報は面接のアイスブレイクや話題づくりに役立ちました。「きのこの山」と「たけのこの里」が合体したニュースはもちろん、食品関連の話題は特に意識してキャッチし、取りこぼしがないように心がけていました。
つな就の活用法

つな就では、主に2つの使い方をしていました。
1つ目は、学生コミュニティとしての活用です。大学の同期は食品業界に興味を持っていても、実際には化学系企業へ就職する人が多く、食品に特化して情報共有できる場がなかなかありませんでした。つな就では農学部や食品専攻の学生と交流でき、同じ方向を向く仲間がいるという安心感が就活を続ける上での大きな支えになりました。
2つ目は、食品業界に特化した情報収集の場としての活用です。つな就が開催する食品企業30社が参加する「食品業界理解イベント」に参加することで、メーカーだけでなくインフラ・小売りなど業界の幅広い構造を一度に学ぶことができました。これから就活を始める方には、ぜひ積極的に参加してほしいイベントです。
実はつな就との出会いは、志望企業のインターンサイトで「つながる就活」という文字を見かけたことがきっかけでした。調べていくうちに「参加企業の食品詰め合わせギフトが抽選で当たる!」という企画を知り、それが最初の一歩になりました(笑)。しかしそのシンプルな動機から始まった出会いが、気づけば就活を通じて信頼できると感じたサービスのひとつになっていました。まずは軽い気持ちで飛び込んでみること。その一歩が、思わぬ出会いと情報をもたらしてくれることもあるのだと実感しています。
内定企業における選考対策、内定者から見た企業の魅力

就活を振り返ると、手元にはノートが7冊残っていました。夏も冬もインターンに20社近く応募しては落とされ、悔しさをバネに分析と対策を繰り返してきた日々の積み重ねです。
そんな中、実は明治は就活当初から第一志望だったわけではありませんでした。そのため、明治に特化した対策として意識的に取り組んだのは、最終面接前に統合報告書をじっくり読み込んだことがメインだと思います。
経営層の考え方、社会貢献性、企業としての透明性。ページをめくるたびに「しっかり信頼できる企業だ」という確信が深まっていきました。大手企業としての認知はもちろんありましたが、「こんなにすごい企業だったんだ」と心が揺さぶられ、強烈な印象を持ったことを今でも鮮明に覚えています。
内定の決め手は、統合報告書で得た感覚だけではありませんでした。最終面接当日、その場で初めて知り合った選考学生とカフェへ行き、これから同期になるかもしれない人と自然に打ち解けられたあの瞬間—「この会社に入ったら、こんな人たちと働くんだ」という直感が、静かに、しかし確かに湧き上がってきました。さらに面接の中で、取得していた国家資格にきちんと触れてもらえたことも「自分のことをしっかり見てくれている」という実感につながり、その直感はいつしか確信へと変わっていったのです。
そして後日談があります。当初の第一志望企業の最終面接は、明治の翌日に控えていました。しかし前日の明治での経験が、これまでの就活すべてを通じて一番心を動かされた瞬間となり、「本当に行きたいのはここだ」と自分の気持ちに気づかせてくれたのです。
仕事内容も人の雰囲気も、両社ともに好感を持っていました。だからこそ最後の決め手になったのは、「企業が向いている方向—理念と経営の姿勢」でした。ノート7冊分の経験と感性が、自分だけの答えを導いてくれたのだと思います。
就活を頑張る後輩へ応援メッセージ

就活を進めていくと様々な経験をし、苦しい思いをすることがあると思います。志望していた企業の選考で落ちてしまったとしても、それは人格否定でも自分自身への否定でもありません。マイナスな感情に流されることなく、なぜここに行きたいのか、を自問自答して繰り返しながら自己分析を続けてみてください。もちろん長い期間の就活を自分だけで行っていくのは難しいと思うので、周囲の人を頼って、巻き込みながら、自分が行きたい方向を貫き通して頑張ってほしいと思います。
最後になりましたが、皆さまが納得のいく形で就活を終えられることを心から願っています。また、いつかどこかで皆さまと一緒にお仕事ができる日を楽しみに待っています!頑張れ!!!!!





