※2024年12月10日更新。

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企業理解1:事業内容

不二製油の事業概要

植物性油脂、業務用チョコレート、乳化・発酵素材、大豆加工素材の4事業で植物性「食品素材」の開発・製造・販売をグローバルに展開しています。
くちどけの良さや熱耐性等の高い機能性を備えた製品や、植物原料からおいしさのもととなる素材を生み出すことを得意としています。不二製油という社名が表に出ることがないので馴染みのない社名ですが、世界中の様々な「食」を新たな技術で支えています。

POINT1:value(社会に提供している価値・存在意義)

「おいしさと健康」・「サスティナビリティ」の両立

クロワッサンのサクサク感やチョコレートのとろりとした口どけの良さ…このおいしさには食感や口どけなど実現する私たちの「機能性素材」の存在が欠かせません。
食品の商品開発では、ただ良い素材を集めれば美味しい商品ができるわけではありません。商品コンセプトに沿った機能性素材があってこそ、ベストな美味しさが実現できます。そのおいしさに貢献しているのが、私たち不二製油です。

一方でそれらの原料に視点を移すと、これまで以上に幅広いステークホルダーに対する、社会的責任がますます問われています。その中で、私たちは幅広いステークホルダーに対するレスポンシビリティの強化を図っています。例えば、原料調達で発生する森林破壊問題に対しては2030年までに100万本の植樹を目標にし取り組んだり、農園の人権問題に対しては労働環境改善プログラムを実施するなど、調達における社会課題の解決にも積極的に取り組んでいます。

 POINT2:core competence(特長と強み)

PBFS・・・Plant Based Food Solutions

事業を推進する中で大切にしている信念ですが、なぜ植物性なのか?

大手外食企業と植物性100%のとんこつ風ラーメンを開発したり、ウニの味や食感を再現したソイウニペーストや植物性原料からとろーりの伸びるチーズ風味の素材を開発したりしています。これはアレルギー上の問題がある方や宗教上の理由から動物性食品を召し上がられない方、ヴィーガン・フレキシタリアンといった様々な食文化をされる方にも、美味しくお食事を召し上がって頂けるよう、「PBFS」で食の社会課題を解決しています。

また、近い将来起こり得ると懸念されている食資源不足への対策として、当社の信念は活かされています。動物性たんぱく、乳製品は製品になるまでのコストや環境負荷が高く温室効果ガスにも影響がありますが、植物性素材であれば低いコストで環境負荷も軽減できるのです。社会問題を解決する可能性を秘めているのが、植物性の素材であるといえます。

POINT3:vision(未来像、方向性)

おいしさと健康で社会に貢献する、食の未来創造カンパニー

不二製油グループとして、これまで創出してきた価値に加え、これからも社会に貢献できる価値の創出を目指します。

様々な環境変化のもとで、「食」と「健康」はますます切り離せないものとなってきています。私たちは植物原料の持つ力を最大限に引き出すことで「サステナブル」かつ、心と身体の健康に寄与する「おいしさ」によって世界中の消費者や社会に貢献していきます。
人が生きていく中で欠かすことのできない栄養源である「油脂」「たん白」、さらにそれを美味しく提供する「チョコレート」や「乳化・発酵」。4事業やそれらの技術を組み合わせた製品を作り出す事で事業機会をとらえ成長していきます。

企業理解3:社風・風土

風土マッチング(評価編)※社内で評価される仕事ぶりや行動タイプ

  1. 人を巻き込み仕事を進める
  2. アイディアをすぐに実行する
  3. 失敗を恐れずチャレンジする
  4. 新しい情報への感度が高い
  5. 調和と連帯感で仕事を進める

風土マッチング(求める人物像編)

◯求める人物像

コミュニケーションを大切にし、「共創」意識の高い人

失敗を恐れずに、困難にもチャレンジできる人

食への意識・トレンドを追うのが好きな人

これからはこれまでの技術と経験に頼るのではなく、「人まねをしない」発想と行動が求められる時代になります。
当社が世界で「無くてはならない会社」であり続けるために、これからの「人のために働く」とはどういうことなのかを一人ひとりが自ら考え、智恵を出しあい、チャレンジするそんな会社でありたいと思っています。
これからの「人のために働く」夢を一緒に追いかける仲間とお会いできるのを楽しみにしています。

不二製油の会社概要

不二製油株式会社

(本社)〒598-8540
大阪府泉佐野市住吉町1番地

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