※現在掲載中の情報は2020卒向け時点での情報となります。
企業理解1:事業内容
POINT1:vision(未来像、方向性)
食と医の分野で「世界に広がるヤマサ」
日本で長い間親しまれ、様々な日本の味を支えてきたしょうゆ。この豊かなコクとうま味、芳醇な香り、明るく澄んだ色は、麹菌(ヤマサ菌)・酵母・乳酸菌などの微生物の働きによって生まれます。このように「微生物の働きをいかす」ことはしょうゆ造りの基本であり伝統的なバイオテクノロジーです。
また、ヤマサはこの微生物研究の技術を生かして、1950年代に微生物の出す酵素で核酸を分解し、それをもとにうま味調味料を製造することに成功し、その後の国内外の新しい食品の開発そして発展に大きく寄与しました。
このようにしょうゆとうま味調味料の2つの技術を持つヤマサは長年の調味技術のノウハウを生かして各種つゆたれを次々と開発、また同時にお客様のご要望にお答えして『特別注文品』の生産体制も確立しています。一方では、調味料の製造で始まった核酸事業は、多数の核酸関連化合物を生産して、医薬品や試薬などとして供給しています。
POINT2:value(社会に提供している価値・存在意義)
伝統に、自由な発想と優れた技術を。新しい醤油の開発。
ヤマサはこれまで伝統に裏打ちされた技術で、時代ごとのニーズを反映させるしょうゆを開発してきました。1990年代には、まだ有機栽培された原料の確保や製造工程上の取り扱いが難しい中、おいしさと安心感を併せ持つ『有機丸大豆の吟選しょうゆ』を発売、更には大豆も小麦も有機栽培の『有機しょうゆ』を完成させました。
また、2009年には、しょうゆが空気に触れると酸化してしまうことに着目し、何度注いでも中のしょうゆが空気に触れず酸化を防ぐ『鮮度の一滴シリーズを発売し、開封してからも長期間しょうゆの本来の色とおいしさが楽しめる商品として業界の話題となりました。また、フレンチの巨匠ジョエル・ロブション氏監修の『グルメしょうゆ』『グルメだれ』は『世界最高峰の味わいを食卓に』をコンセプトに、幅広いメニューに使用できるしょうゆを提案しています。このようにヤマサは今までにない独創的な商品を開発することに取組んでいます。
POINT3:core competence(特長と強み)
ヤマサの強みは独創的な商品開発力
ヤマサの強みはその商品開発力にあります。上記のしょうゆだけでなく、つゆたれ・ぽん酢などの商品開発においてもその開発力は如何なく発揮されてきました。たとえば、十数年前に発売され現在は家庭用つゆのカテゴリーでもトップクラスのシェアーを築いた「こんぶつゆ」。従来のめんつゆはカツオ節中心のだしが主流でしたが、昆布のだしを中心にしてまろやかでコクのある味に仕上げ、めん類のつけ・かけから煮物など「だし」が決め手のお料理に幅広く使えることがお客様から支持されています。
その後発売した『昆布ぽん酢』も昆布だしと柑橘果汁を加え、まろやかでコクがあり、しかもすっきりした味に仕上げました。鍋もの、焼魚、サラダなど幅広いメニューにぴったりの味付けぽん酢として提案し人気をいただいています。
このように、新しいコンセプトの商品を開発して提案をすることがヤマサの強みです。
企業理解2:仕事理解(つながり図)
※実際に働くときに、どの職種がどの会社と関わるのかがわかります。
企業理解3:社風・風土
風土マッチング(評価編)※社内で評価される仕事ぶりや行動タイプ
- 失敗を恐れずチャレンジする
- 新しいお客様、事業を切り拓く
- 調和と連帯感で仕事を進める
- 人を巻き込み仕事を進める
- 後輩や仲間など人を育てる
特に業務用の営業担当の中にはお客様のオリジナルの調味料『特別注文品』を数多く手がける部署があります。
この業務においては、まずはお客様のご要望を良く聞いて、それを正確に自社の開発部門に伝えます。それに沿って開発部門がサンプルを作成するので、実際に試していただいてお客様の意見を伺い改良してゆきます。このように会社の内外の関係者の意見調整行う、コミュニケーション能力が必要とされます。また、限られた期間の中でスムーズに商談を進めるためのスピード感も大切です。
風土マッチング(求める人物像編)
◯求める人物像
◯ 自分で考えて新しいことにチャレンジする。
◯ 周囲との協力を大切にする。
◯ 目標に向かって努力する。
❌求めない人物像
✖人の意見を聞かない。
✖責任感がない。
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